ビットコインの買い方:日本にもいくつか専用atmがある

ビットコインATMの利用方法とメリット

投資や国際送金、海外旅行のためにビットコインを入手する方法として、仮想通貨取引所や販売所のサービスを利用する方法が一般的です。

取引所を利用する際はあらかじめ開設しておいたアカウントに銀行振込やコンビニ決済で日本円を入金しておき、入金が反映された後にビットコインと交換します。

取引所や販売所のアカウントを開設せずにすぐにビットコインを購入したい場合には、ビットコイン専用atmを利用する方法があります。香港やシンガポールなどではatmを利用してビットコインを購入する人も多いのですが、日本では取引所・販売所を利用するのが一般的です。
それでも日本国内でもビットコインatmが設置されていて、現金で直接ビットコインが買えます。専用atmを利用すれば、手持ちのビットコインを日本円に換金することもできます。

ビットコインatmは東京都内の他に、千葉県、茨城県、三重県、大阪市、岡山県、鹿児島県に設置されています。日本のビットコイン保有者のほとんどは投資が目的なので、専用atmを利用してコインを購入する人は少数派です。日本ではカフェやその他のお店が、話題作りのためにビットコインatmを設置しているケースがほとんどです。

それでもビットコインatmを利用すれば、取引所や販売所のアカウントがなくても現金で手軽にビットコインを購入することができるというメリットがあります。

ビットコインをATMで取引する方法を解説

ビットコインatmを利用してコインを購入する場合には、あらかじめ手数料が差し引かれたコインまたは現金と両替することができます。

atmでビットコインを購入する場合には、身分証明書類とビットコインを受け取るためのコインアドレス(スマートフォンのモバイルウォレット)を用意しておきます。

ビットコインatmは自動販売機のように、お金を入れてすぐに商品が出てくる訳ではありません。最初に画面を操作して取引内容を選択して、購入したいコインの数量または日本円の金額を入力します。次に読み取り機に運転免許証や指紋を登録して、本人確認手続きを行います。本人確認作業については、消費者金融の無人契約機のように人間が行います。

ビットコインを購入したい場合にはスマートフォンに入金先のコインアドレスのバーコードを表示させ、読み取り機にかざします。最後に表示された金額の現金を挿入すれば、登録したアカウントにコインが送金されて取引完了です。本人確認やビットコインの承認に時間がかかるので、ある程度の時間がかかります。コインを換金したい場合には、指定されたアドレスにコインを送信します。

投資目的でビットコイン売買を行う場合には、ビットコインatmよりも手数料が安い取引所を利用する方がお得です。

ビットコインをすぐに換金したい場合や、少額のコインを買いたい時などにビットコインatmを利用することができます。