一般的に日本円や米ドルなどの法定通貨は銀行に預金するだけで一定の金利収入が得られます。
この理由は、中央銀行が発行する通貨の供給量は少しずつ増加して貨幣価値が下がるからです。
これに対して仮想通貨は発行枚数が限られているので、普及が進むと貨幣価値が上昇するので金利は発生しません。それでも一部の取引所で保管すると、金利を得ることができる場合があります。
FXや先物取引サービスとして、一定の手数料で仮想通貨の貸し出しを行う取引所にビットコインを保管すると、証券会社の「貸し株」と同じように貸出手数料の一部が利息として受け取れる場合があります。
利息が付く取引所を利用すれば、売買取引をしなくても一定の金利収入が得られます。
他にも仮想通貨を利用した投資に参加することで利息(配当金)が得られる場合があります。仮想通貨であればインターネットを利用して国や地域に関係なく手軽に送金ができるので、海外の投資グループに出資して配当金を得ることができます。
インターネット上のサイトではHYIP(High Yield Investment Program)と呼ばれる「高収益投資プログラム」の募集が行われていて、1日あたり1%かそれ以上の高い配当金を受け取ることができるものがあります。
ビットコインで投資生活!XABOとは?
ビットコインを利用して収入を得るために、HYIPに投資する方法があります。
最近、インターネット上の記事や個人のブログなどで話題になっているHYIPに、XABO(シャボ)があります。XABOとは海運関係の投資を行うプログラムで、船で荷物を輸送するコンテナに投資するものです。
XABOの特徴として、ビットコインで投資を行いますが米ドルベースで計算し、最低10$から投資ができます。日利3~5%の変動利益が適用され、配当はビットコインで毎日引き出すことができますし、複利運用も可能です。元金(ビットコイン)に対して150%の利益を得た時点で終了しますが、配当金で再投資を行う事ができます。
元金は戻って来ませんが、1月で換金を回収することができます。XABOには紹介プログラムがあり、誰かを紹介したら収益の7%が得られます。紹介者が誰かを紹介した場合(二階層)は3%、三階層下の人の1%の利益が受け取れます。
XABOは2016年6月に募集を開始して2017年2月にサイトが閉鎖されるまで200日以上も続いていました。
2017年2月に突然XABOのサイトが閉鎖されてしまい、申込手続きや配当の引出ができない状態が続いています。サイトが閉鎖されるまでの間にXABOに投資を行い、実際に所得が得られたというブログ記事があります。
HYIPに投資すれば非常に高い利回りが得られる場合がありますが、突然サイトが閉鎖されてしまうリスクもあります。